マドンナの「はりつけ」パフォーマンス、各国で問題に
米歌手マドンナのコンサートがアムステルダムで行われる予定だが、ステージ上でマドンナが「はりつけ」のパフォーマンスをしているため、オランダのキリスト教党がこれを止めさせるよう要求、しかし同国の法相はこの訴えに対する判断を拒否した。
マドンナのコンサートは日曜日と月曜日に行われる予定となっているが、ステージ上で行われるパフォーマンスの取りやめをキリスト教SGP党が訴えていた。
オランダのドネル法相はこれについて、同党が不快感をあらわにしているのは理解できるが、法廷のみがライブパフォーマンスを制限する力があると話し、判断することを拒否した。
(8月22日に行われたドイツ・ハノーバーでのコンサートの模様
(ロイター/Christian Charisius))
ドネル法相はSGPのウェブサイト上で、「マドンナのパフォーマンスはキリスト教信者の心を傷つけるものなのは理解できる。
非難されて当然のことだと思う」とした上で、「しかし、これを神への冒とくと決めつけることはできない。判断するのは私(法相)ではなく、検察や判事だ」と述べた。
SGP党はドネル法相のこの発言を受け、非常に落胆したと発表。
さらに、コンサート終了後にマドンナを告訴する予定だという。
また、マドンナは先月ローマで行われたコンサートで「はりつけ」パフォーマンスをしたため、バチカンは「神への冒とくであり、挑発行為にあたる」として告訴している。
情報元:【excite】
信仰の自由、表現の自由。
・・・・うーん、難しい。
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