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2006年08月07日

30年寿命が延びるかもしれない薬が開発される

イギリス・アバディーン大学のジョン・スピークマン教授が、もし人間に投与した場合、寿命があと30年延びる可能性がある薬の開発に成功したとのこと。

現段階ではハツカネズミに試験投与して、その結果から推測される人間への影響が発表されただけだが、教授にはすでに研究費用として450,000ポンドが支給され、今後本当に人間に対して延命効果があるのか更なる研究を進めていくという。

研究対象となっているのは、新陳代謝に大きく関与しているチロキシンという甲状腺ホルモンの一種。

このホルモンは病原菌や体内組織に被害を及ぼすものを体から除去する働きをしているとのこと。

スピークマン教授によると、新陳代謝率が高いネズミはより長生きすることが分かっており、これはチロキシンの量が他よりも多いことに起因するものであるという。

教授は「今後4年間はネズミでの実験が必要だが、10年以内には人間への投与も可能になるかもしれない」と述べている。



確かに30年延びるのはすごいけど、地球上の人類の数が激増してものすごい高齢化社会になりそうだ^^;

前回の記事【人間の寿命は今後20年で1000歳以上に】に続いての寿命が延びる話題です。



また、教授は「短命だったネズミと(新薬を投与して)長生きしたネズミの寿命の差を人間に置き換えて計算すると、それはおよそ30年となる。

でも誰だってその30年を介護生活で送りたくはないでしょう。この薬が実用化されれば、もっと有意義に長生きすることができるようになるのです」と研究への意気込みを語る。

ここ数世紀間は、人間の最大寿命は113歳くらいがほぼ限界ではと考えられているが、平均寿命は近年延び続けている。

教授の研究が成功すればこの数値が大幅に変化することが考えられるため、各学会からも注目を浴びているようだ。



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